巻6−968  雑歌   作者: 大伴旅人


  
項目 内容
原文 大夫跡 念在吾哉 水莖之 水城之上尓 泣将拭
訓読 太夫と 思へる我れや 水茎の 水城の上に 涙拭はむ
仮名 ますらをと おもへるわれや みづくきの みづきのうへに なみたのごはむ 
参考
・大伴旅人が京に上るとき、娘子の作る歌に応えて詠う歌。
水茎の:水にかかる枕詞 

二口解釈
・勇壮な男子と思っている私だが、水城の上で流れる涙を拭うことだ。


・君の事を良く見たい


キーワード
別れの歌


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