巻6−994  雑歌   作者: 大伴家持



  
項目 内容
原文 振仰而 若月見者 一目見之 人乃眉引 所念可聞
訓読 振仰けて 若月見れば 一目見し 人の眉引き 思ほゆるかも
仮名 ふりさけて みかづきみれば ひとめみし ひとのまよびき おもほゆるかも 
参考



二口解釈
・夜空を見上げて三日月を見ると、いつか見た人の眉を引く姿を思いだした。


・三日月を見たらいつか見た女を思い出した


キーワード
恋の歌


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