巻7−1068  雑歌   作者: 柿本人麻呂歌集より


  
項目 内容
原文 天海丹 雲之波立 月船 星之林丹 榜隠所見
訓読 天の海に 雲の波立ち 月の船 星の林に 漕ぎ隠る見ゆ
仮名 あめのうみ くものなみたち つきのふね ほしのはやしに こぎかくるみゆ 
参考



二口解釈
・空を海に見立てて、雲が波のように立ちあがり、船として見立てた月が、星の中を漕いで行き、雲に隠れるのが見える。


・船に見立てた月が雲に隠れて行くのが見える


キーワード
雲の歌、月の歌


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