巻8−1426  春雑歌   作者: 山部赤人


  
項目 内容
原文 吾勢子尓 令見常念之 梅花 其十方不所見 雪乃零有者
訓読 我が背子に 見せむと思ひし 梅の花 それとも見えず 雪の降れれば
仮名 わがせこに みせむとおもひし うめのはな それともみえず ゆきのふれれば 
参考



二口解釈
・私の夫に見せようと思った梅の花は、雪が降っているのでどれが梅の花か分からないようになっている。


・雪が降ってどれが梅の花か判らない


キーワード
春の歌、梅の歌、雪の歌、季節の歌


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