巻8−1430  雑歌   作者:若宮年魚麻呂


  
項目 内容
原文 去年之春 相有之君尓 恋尓手師 桜花者 迎来良之母
訓読 去年の春 逢へりし君に 恋ひにてし 桜の花は 迎えけらしも
仮名 こぞのはる あへりしきみに こひにてし さくらのはなは むかへけらしも 
参考



二口解釈
・去年の春会った貴方を恋しく思って、桜の花は今年もこのように花を咲かせて貴方を迎えたようだ。


・桜の花が貴方を迎えている


キーワード
恋の歌


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