巻8−1438  雑歌   作者:大伴駿河麿


  
項目 内容
原文 霞立 春日里之 梅花 波奈尓将問常 吾念奈久尓
訓読 霞立つ 春日の里の 梅の花 花に問はむと 我が思はなくに
仮名 かすみたつ かすがのさとの うめのはな はなにとはむと わがおもはなくに
参考



二口解釈
・霞が立っている春の日の梅の花のように、花だけで実のない気持ちで貴方を訪問しようとは思っていない。


・実のない気持ちでは訪問しない


キーワード
恋の歌


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