巻8−1447  雑歌   作者: 大伴坂上郎女


  
項目 内容
原文 尋常 聞者苦寸 喚子鳥 音奈都炊 時庭成奴
訓読 世の常に 聞けば苦しき 呼子鳥 声なつかしき 時にはなりぬ
仮名 よのつねに きけばくるしき よぶこどり こゑなつかしき ときにはなりぬ 
参考



二口解釈
・普段の時に聞くと鳴き声が苦しく感じられる呼子鳥ではあるが、その声が懐かしく感じる季節(春)になった。


・呼小鳥の声が懐かしい季節になった


キーワード
春の歌、鳥の歌


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