巻8−1458 春相聞 作者:厚見王
項目 内容 原文 室戸在 桜花者 今毛香聞 松風疾 地尓落良武 訓読 夜戸にある 桜の花は 今もかも 松風はやみ 地に散るらむ 仮名 やどにある さくらのはなは いまもかも まつかぜはやみ つちにちるらむ 参考
・厚見王、久米女郎に贈る歌
二口解釈
・貴方の家の桜の花は今頃強い松風の為に散ってしまっているだろうか。
・松風で桜は散ってしまっただろうか
キーワード
桜の歌、贈る歌
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