巻8−1460  春相聞   作者:紀女郎


  
項目 内容
原文 戯奴之為 吾手母須麻尓 春野尓 抜流茅花曾 御食而肥座
訓読 戯奴が為め わが手もすまに 春の野に 抜ける茅花ぞ 召して肥えませ
仮名 わけがため わがてもすまに はるののに ぬけるつばなぞ めしてこえませ
参考
・大伴家持に贈る歌


二口解釈
・そなたの為に春の野で私の手を一所懸命働かせて抜いた茅花である、食べて太りたまえ。


・私の採った茅花を食べて太れ


キーワード
恋の歌


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