巻8−1473  夏雑歌   作者:大伴旅人


  
項目 内容
原文 橘之 花散里乃 霍公鳥 片恋為乍 鳴日四曾多寸
訓読 橘の 花散る里の 霍公鳥 片恋しつつ 鳴く日しそ多き
仮名 たちばなの はなちるさとの ほととぎす かたこひしつつ なくひしそおほき
参考
・式部大輔石上堅魚朝臣(しきぶのたいふいそのかみのかつをのあそん)の歌
「霍公鳥 来鳴き響もす 卯の花の 共にや来しと 問はましものを」に合わせる歌
二口解釈


・ひとり鳴く花散る里のホトトギス