巻8−1500  夏相聞   作者:大伴坂上郎女


  
項目 内容
原文 夏野之 繁見丹開有 姫由理乃 不所知恋者 苦物曾
訓読 夏の野の 繁みに咲ける 姫百合の 知らえぬ恋は 苦しきものそ
仮名 なつののの しげみにさける ひめゆりの しらえぬこひは くるしきものそ
参考
・旅の中で筑波山に登った時の歌の反歌。  


二口解釈


・姫ゆりの片思いは苦しいものだ