巻8−1603   秋雑歌   作者: 大伴家持


  
項目 内容
原文 頃者之 朝開爾聞者 足日木篦 山呼令響 狭尾壮鹿鳴哭
訓読 この頃の 朝明に聞けば 足ひきの 山呼び響よめさ さ男鹿鳴くも
仮名 このころの あさけにきけば あしひきの やまよびとよめさ さをしかなくも
参考
・天平15年8月16日に作る。大伴家持の鹿鳴の歌。  


二口解釈


・近頃朝明けに山を響かせて牡鹿が鳴いている