巻9−1671   雑歌   作者: 持統天皇


  
項目 内容
原文 湯羅乃前 塩乾爾祁良志 白神之 磯浦箕乎 敢而滂動
訓読 由良の崎 潮干にけらし 白神の 磯の浦廻を 敢えて漕ぐなり
仮名 ゆらのさき しほひにけらし しらかみの いそのうらみを あへてこぐなり
参考
・大宝元年10月、持統天皇と文武天皇が紀伊に行幸した時の歌


二口解釈


由良の崎は潮が干いたようだ