巻9−1672   雑歌   作者: 持統天皇


  
項目 内容
原文 黒牛方 塩干乃浦乎 紅 玉裙須蘇延 徃者誰妻
訓読 黒牛潟 潮干の浦を 紅の 玉裳裾ひき 行くは誰が妻
仮名 くろうしがた しほひのうらを くれないの たまもすそひき ゆくはたがつま
参考
黒牛潟:和歌山県海南市黒江付近の海



二口解釈


・潮が干いた海を紅の裾をひいて行く人は誰が妻か