巻9−1681   雑歌   作者: 不詳


  
項目 内容
原文 後居而 吾恋居者 白雲 棚引山乎 今日香越濫
訓読 後れ居て わが恋ひ居れば 白雲の 棚引く山を 今日か越ゆらむ
仮名 おくれいて わがこひおれば しらくもの たなびくやまを きょうかこゆらむ
参考



二口解釈


・後に残って夫を恋しく思っている、雲がたなびく山を今日にも越えているだろうか