巻9−1745   雑歌   作者: 不詳


  
項目 内容
原文 三栗乃 中爾向有 曝井之 不絶将通 彼所爾妻毛我
訓読 三栗の 那賀に向へる 曝井の 絶えず通はむ そこに妻もが
仮名 みつぐりの なかにむかへる さらしゐの たえずかよはむ そこにつまもが
参考
那賀郡の曝井の歌
那賀郡:紀伊、武蔵または常陸の那賀郡と考えられている。
・曝井:曝井という地名、又は井戸の名前

二口解釈


那賀に向き合っている曝井の水のように絶えず通うと思う、そこに妻がいればよいのだが