巻9−1797   挽歌   作者: 柿本人麻呂


  
項目 内容
原文 塩気立 荒礒丹者雖在 徃水之 過去妹之 方見等曾来
訓読 潮気立つ 荒礒にはあれど 行く水の 過ぎにし妹が 形見とぞ来し
仮名 しほけたつ ありそにはあれど ゆくみづの すぎにしいもが かたみとぞこし
参考




二口解釈

・潮気のたつ荒磯だが流水のように去った妻の形見の場所にやってきた