巻9−1798   挽歌   作者: 柿本人麻呂


  
項目 内容
原文 古家丹 妹等吾見 黒玉之 久漏牛方乎 見佐府下
訓読 古へに 妹とわが見し ぬばたまの 黒牛潟を 見ればさぶしも
仮名 いにしへに いもとわがみし ぬばたまの くろうしかたを みればさぶしも
参考
・黒牛潟:和歌山県海南市黒江付近の海



二口解釈

・かって妻と私が見た黒牛潟をみることはさびしいものだ