巻9−1799   挽歌   作者: 柿本人麻呂


  
項目 内容
原文 玉津島 礒之裏未之 真名子仁文 尓保比去名 妹触険
訓読 玉津島 礒の浦廻の 真砂にも にほひて行かな 妹も触れけむ
仮名 たまつしま いそのうらみの まなごにも にほひてゆかな いももふれけむ
参考
・玉津島:和歌山市和歌の浦の玉津島神社付近



二口解釈

・玉津島の磯の廻りの砂の匂いを染み付けていこう、妻も触れた砂だから