巻9−1810   挽歌   作者 :高橋虫麻呂歌集


  
項目 内容
原文 葦屋之 宇奈比処女之 奥槨乎 徃来跡見者 哭耳之所泣
訓読 芦屋の 菟原処女の 奥津城を 徃き来と見れば 哭のみし泣かゆ
仮名 あしやの うなひをとめの おくつきを ゆきくとみれば ねのみしなかゆ
参考
菟原処女:二人の壮士に求婚されて、自ら命を絶ったという女性。
・巻9-1809の反歌


二口解釈
・芦屋のうなひをとめのお墓を行き帰りに見ると涙が出る