9月の歌

最近めっきり涼しくなって何時の間にかセミ代わって蟋蟀など、秋の虫の鳴き声が聞こえるようになりました。秋の天高く、長い夜、長雨などなど、気象上の特徴が万葉集で詠われているかを探して見ましたが、探し方が悪かったのか見つかりませんでした。替わりに秋萩、雁、蟋蟀、黄葉の歌が見つかりました。今月はこれら秋萩、雁、蟋蟀、黄葉を詠んだ歌から選んで見ました。

聞きつやと 妹が問はせる 雁が音は まことも遠く 雲隠るなり

(歌をクリックすると解説文を見ることが出来ます)

我がやどに もみつかへるて 見るごとに 妹をかけつつ 恋ひぬ日はなし

(歌をクリックすると解説文を見ることが出来ます)



夕月夜 心もしのに 白露の 置くこの庭に こほろぎ鳴くも


(歌をクリックすると解説文を見ることが出来ます)


見まく欲り 我が待ち恋ひし 秋萩は 枝もしみみに 花咲きにけり

(歌をックすると解説文を見ることが出来ます)



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