8月の歌

今月は恋の歌、納涼の歌、雨を乞う歌、お盆にちなんで
人を偲ぶ為の歌の合計4首を選びました。

筑波嶺の さ由流の花の 夜床にも 愛しけ妹そ 昼も愛しけ

(歌をクリックすると解説文を見ることが出来ます)

高原に咲く故郷の百合の花のような人、夜も昼もとても
かわいい。高原と郷愁感に涼しさが感じられる?



山高み 白木綿花に 落ちたぎつ 滝の河内は 見れども飽かぬかも

(歌をクリックすると解説文を見ることが出来ます)


白い木綿の花のように滝に落ちたぎる水、
水の動きを見ていると夏の暑さも忘れてしまう。




 この見ゆる 雲ほびこりて とのぐもり 雨も降らぬか 心だらひに
(歌をクリックすると解説文を見ることが出来ます)



お百姓さんの水不足、今も昔も作物には深刻なこと。
雲を見て雨を願った万葉人の心境は今と同じか。




磐白の 浜松が枝を 引き結び ま幸くあらば また帰り見む

(歌をクリックすると解説文を見ることが出来ます)


謀反の疑いをかけられ19歳で死んで行った
有馬皇子、お盆の時期に、故人を偲ぶ。

















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